宇治茶やユネスコ世界遺産になった平等院など、多くの人に知られている宇治市には、住民が住みやすいまちづくりに向けてさまざまな取り組みをしています。
宇治市の取り組みにはどのような活動があって、どんな成果がでているのか見ていきましょう。
宇治市のまちづくりの取り組み例①まちづくりマイスターの活動とは
まちづくりマイスターとは、まちづくり塾に参加して全行程を修了した方のことです。
まちづくり塾では、地域のまちづくり活動のリーダーが育てられています。
まちづくり塾で具体的に教わるのは、まちづくりの手法と塾生の交流です。
タウンウォッチングをしたりディスカッションをしたり、意見交換をします。
さらに、地域のことを目で見て学びながら、よいまちづくりをするための方法を考えていくのです。
まちづくり塾の全工程を修了したマイスターは、2011年には76人になりました。
まちづくりマイスターは勉強会を実施してマイスター同士の交流を深めながら、知識向上に務めています。
意見交換をするだけではなく、まちづくりの専門家の講義を受けることで知識を深めるのです。
まちづくりに関する知識をアップさせるだけではなく、人を育ててグループを導くためには、どのように人と接したらいいのかなども学んでいます。
人の育成にも力をいれているのが、まちづくりマイスターの活動なのです。
宇治市のまちづくりの取り組み例②うじ井戸端会議で情報交換!
うじ井戸端会議は、まちづくり活動に参加している人の情報交換の場として開催されています。
うじ井戸端会議に参加するのは、地区まちづくり協議会やまちづくりマイスター、市政だよりを見て興味を持った方などです。
毎回テーマを設定し、今はどういう状況で、これからどうしたらいいのか、意見交換がおこなわれます。
より深く意見交換するために、外部から講師を呼ぶことも。
2019年には空き家についてというテーマで会議が開催され、23名が集まりました。
空き家の現状や、宇治市でおこなわれている対策の共有がされています。
宇治市の空き家は全国平均よりは少ないものの、建物の老朽化などで空き家への相談が多いようです。
うじ井戸端会議に参加することで、普段から自分の身の回りで不安に感じていることが可視化され、対策方法を見つけられるかもしれません。
うじ井戸端会議開催後には、参加しなかった人にもわかりやすく伝わる資料を使って会議内容が公開されています。
宇治市にどのような問題があり、どんな支援や対策があるのかを確認できると、地域住民に好評です。
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