伏見区へのお引越しをご検討中の方は、周辺の歴史的な名所や文化的な施設について気になるのではないでしょうか。
とくに、地域の風情や季節の行事が楽しめる場所があると、暮らしに彩りが生まれます。
そこで今回は、伏見区にある「墨染寺」について、概要や毎年開催される「さくらまつり」の特徴をご紹介いたします。
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「墨染寺」の概要
墨染寺(ぼくせんじ)は、日蓮宗の寺院で、「墨染桜寺(ぼくぜんさくらでら)」や「桜寺」とも呼ばれています。
この寺院の名は、境内に咲く墨染桜(すみぞめざくら)に由来し、伏見区の「墨染(すみぞめ)」という地名の起源にもなっているのです。
墨染桜には平安時代の伝説が残されており、太政大臣・藤原基経の死を悼んだ友人が詠んだ歌に応じるように、境内の桜が薄墨色の花を咲かせたと伝えられています。
現在の墨染寺は、安土桃山時代に豊臣秀吉によって再興されました。
秀吉は細川幽斎から伝説を聞き、感銘を受け、貞観寺の跡地に日蓮宗の寺院として建立しました。
当時の墨染桜寺は御成間御殿を持つ大寺院であり、秀吉もたびたび訪れたといわれています。
しかし、江戸時代になると規模が縮小され、塔頭・威徳院に統合される形で現在地に移転しました。
その後、荒廃しましたが、宇治直行寺・梅津本福寺の住職によって復興され、現在に至ります。
●所在地:京都市伏見区墨染町741
●アクセス:京阪本線「墨染駅」より徒歩約3分
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「墨染寺」のさくらまつりについて
墨染寺では、毎年春に「墨染寺さくらまつり」が開催され、地域住民や観光客でにぎわいます。
2025年は3月30日(日)の10:00から16:00まで実施される予定で、さまざまなイベントが企画されています。
本殿ステージでは、キッズダンス、和太鼓演奏、吹奏楽団の演奏、雅楽の演奏などが行われ、地域の文化と音楽を楽しめる機会となっているのが魅力です。
また、墨染ショッピング街による「マルシェ」も開催され、地元の飲食店が特別メニューを提供します。
「ANKHサンドイッチ&カフェ」「焼鳥いいね!」「Cali's Bar」などの店舗が出店し、軽食やスイーツを楽しむことができます。
さらに、茶席が設けられ、桜を眺めながら抹茶を味わうことも可能です。
墨染寺の庫裡では、社寺建築の竹細工の展示も行われ、竹工芸の名匠・中川治氏の作品を間近で見ることができます。
また、通常は非公開の欣浄寺(ごんじょうじ)では、日本最大級の木造大仏「伏見大仏」が特別拝観できるため、この機会に訪れる方も多くいます。
さくらまつりの開催時間は10:00から16:00ですが、欣浄寺の特別拝観は15:00までとなっているので注意が必要です。
入場は無料ですが、飲食ブースは有料となっており、イベントによっては演目の変更や悪天候時の中止もあり得るため、訪れる際には事前に確認するとよいでしょう。
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まとめ
墨染寺は、墨染桜にまつわる伝説を持ち、豊臣秀吉によって再興された歴史ある寺院です。
また、毎年春には「墨染寺さくらまつり」が開催され、ステージイベントやマルシェ、特別拝観などが楽しめます。
伏見区へのお引越しをご検討中の方は、ぜひ「墨染寺」のある地域の魅力を知ってみてはいかがでしょうか。
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ゆいホーム メディア編集部
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