現在居住区として利用している自宅の売却を「売り」、新居となる住まいを購入することを「買い」と言います。
マイホームの買い替えをする時には、この売りと買いを行いますが、どちらを先に行えばいいのか、行う時期はいつすればいいのかご紹介していくので、マイホームの買い替えをする方は参考にしてみてください。
マイホームの買い替え時期はいつがいい?おすすめのタイミングは?
いつごろまでに買い替えを完了させておきたいか決まっている方は、自分の資金状況や、買い替えをしたい理由をもとにして買い替えを始めましょう。
時間に余裕がある方であれば、一般的に買い替えの時期に適しているといわれる春や秋を狙って行うことをおすすめします。
引っ越しシーズンでもある春と秋は、進学や就職のほか転勤などで人の動きも活発になり、1年のうちでも不動産を売却しやすい時期とされています。
また、売却においては築年数も重要なポイントです。
一般的な住宅なら築年数10年以内が売れやすいので、売却をするなら大きな節目ととらえておきましょう。
買い替えの際に行う売りと買いは、それぞれ時間と手間がかかるので、早く新居での生活を始めたい方はどちらも早めに行う必要があります。
売りは不動産会社に現在の居住区を査定してもらってから売りに出しますが、買主と売買契約ができなければ売却はできません。
また、買いの方も、希望する物件が見つからなければ時間がかかる可能性があるので、買い替えを決めた時は、希望の物件情報について事前に探しておきましょう。
タイミングが難しいマイホームの買い替え!売りと買いの順番は?
売りと買いは、自分の状況に合わせて行いましょう。
資金面に余裕がある方や、現在居住している住まいの売却資金を新居の購入にあてなくてもいいという方は、先に買いを行うのがおすすめです。
金銭的に余裕があれば、自分の希望にあった物件を見つけたら購入しておくといいでしょう。
ただし居住中の住まいに、まだローンの残債があるという方は、売りを先に行うことをおすすめします。
ローンが残ったまま買いを先行してしまうと、現在の住居のローンと、新居で新しく組む住宅ローン、二つのローンを同時に返済していく必要があるので、ローンの負担が大きくなる可能性があります。
先に住まいを売却すれば、その資金を新居購入のために活用することができるので、売りを先行すれば資金面で計画が立てやすいでしょう。