注文住宅を購入するときは細かい間取りも気になりますが、外観を気にする方もいるでしょう。
どのような屋根にするのか、どんな外壁にするのかは大切です。
家の外観のイメージを決める、外壁の種類や押さえるべきポイントをまとめます。
外壁の種類と特徴のまとめ!注文住宅の外壁の選び方の参考に!
外壁の素材は、大きく分けて6種類です。
窯業系サイディング・金属系サイディング・木質系サイディング・塗り壁・タイル・ALCになります。
窯業系サイディングは、最近の住宅によく使われている外壁材です。
セメントをベースに無機物などを混ぜて、タイルや石積み風のデザイン加工がしてあります。
目地ができる外壁材で、7年程度でメンテナンスが必要です。
金属系サイディングという外壁材は、鉄やアルミニウムの板材が使われています。
スタイリッシュな外観にしたいときに好評な外壁材です。
メンテナンスはほとんど必要ありませんが、耐久年数を超えると変色しやすく、サビが発生するかもしれません。
木質系サイディングは無垢材や集積材が使われた外壁材で、木の風合いを楽しめます。
断熱性に優れていますが、耐火性は劣るのが難点です。
塗り壁とは日本の伝統的な外壁材で、下地にセメントモルタルなどを塗っていきます。
職人の塗り方によって表情が変わりおしゃれな外壁になりますが、他の外壁材と比べると汚れやすいのがデメリットです。
タイルは粘土や石材を砕いて焼き固めた外壁材で、クラシカルな雰囲気になります。
メンテナンスコストが低いメリットがありますが、タイル部分が剥がれてしまいやすいデメリットもあります。
ALCは、軽量気泡コンクリートの外壁です。
断熱性・耐衝撃性に優れていて、高機能な外壁材として注目されています。
注文住宅の外壁の選び方で押さえるべきポイント!
外壁は簡単に変えることができません。
理想のマイホームになるよう、いろいろな外壁材をチェックしてみましょう。
デザインだけではなく、外壁材の機能も確認しておくのもおすすめです。
耐久性があるものは、家を長く守ることができます。
断熱性があるものは、光熱費を抑えることができるかもしれません。
防・耐火性がある外壁材は、自分の家が火事になってしまったときも、隣家が火事になったときも安心でしょう。
デザイン性が高く、高機能である外壁材ほど、費用は高額になります。
3000円/㎡のものもあれば、10,000円/㎡になるものもあるのです。
2階建ての外壁の広さは平均で112㎡なので、3000円と10,000円では780,000円以上、費用が変わってしまいます。