不動産投資は初心者でも比較的簡単に始められることで近年人気を集めています。
とはいえ、安定した収入源を作れるようになるまでは、不安が大きい方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、初心者による不動産投資の始め方で注意すべき元手のことや、投資に成功するコツなどをくわしくご紹介します。
初心者による不動産投資の始め方①元手について
元手というのは、不動産投資を始めるにあたって用意する自己資金のことです。
元手をいくら用意すれば良いのか、少額の元手しか用意できない場合は投資を始められないのかなど、初心者なら不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
確かに元手が多いほうが安心感はありますが、預貯金をすべて費やしてしまうのはおすすめできません。
一般的に、不動産投資を始める際の元手は物件価格の2~3割が妥当といわれています。
つまり、1,000万円の物件に投資する場合の元手は、200万~300万円が目安ということになるのです。
もちろん必要なのはこれだけでなく、諸々諸費用がかかるので少し多めに用意する必要があります。
ただし、自己資金が用意できないからといって不動産投資を諦める必要はありません。
融資を受ける方の属性が高い場合や、購入物件の担保価値が高い場合などはフルローンを組むことも可能なので、元手ゼロでも不動産投資を始められるのです。
初心者による不動産投資の始め方②成功のコツ
初心者が不動産投資を始めるにあたって、成功するためのコツは情報収集です。
不動産に関する知識を集めようとせず、営業マンがすすめるままに物件を購入するのはおすすめできません。
自分で情報収集をするのが難しい場合は、不動産投資家のセミナーなどに参加して投資の始め方について勉強を重ねることも大切です。
また、そういった場に参加することで不動産投資に成功しているメンターを見つけ、アドバイスをもらえる関係性を作り出すのも良いでしょう。
実際に成功している方から話を聞くことは、どんなに高額な本を読んで勉強するより役に立つはずです。
注意点としては、物件を購入したことに満足してメンテナンスをしなかったり、今後のプランを考えないまま2件め・3件めの投資用物件を購入したりすると失敗の可能性が高くなります。
希望するエリアで良い物件が見つかったら、まずは収支シミュレーションを作成してみると良いでしょう。