都心部や商業施設が多いエリアでも、3階建ての戸建てなら問題なく建てることができます。
狭い土地でも夢のマイホームを購入・建築できることはとても嬉しいことですが、一方で注意しなければいけない点もいくつかあります。
今回は、そんな3階建てについてメリット・デメリットをご紹介します。
購入をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
3階建ての戸建てを購入するメリット
都心部から離れた住宅街になると、戸建てが目立ちます。
しかし、ほとんどが2階建てです。
3階建ては、どちらかというと都心部や大きな駅、商業施設が近くにあるエリアに最適だと言われています。
とくに都心部のように、戸建てが難しいと言われている場所は、3階建てがおすすめです。
ここでは、そんな3階建ての戸建てを購入するメリットについてご紹介します。
狭い土地を活かせる
狭い土地でも建てられるという魅力があり、マンションが多いエリアにも適しています。
間取りを工夫する必要はありますが、狭い土地でも快適に過ごせるスペースは確保できるので、意外と住み心地は良いものです。
将来の売却に役立つ
3階建ての建物は、年齢を重ねるとともに、階の移動が大変になってきます。
そのため、将来的には手放そうと考えている方は少なくありません。
都心部の便利な場所に建てておくと、買主も見つかりやすいメリットがあります。
3階建ての戸建てを購入するデメリット
一方で、3階建ての戸建てはデメリットもあります。
一時の衝動で購入してしまわないように、マイナス面もしっかり理解しておきましょう。
主なデメリットは、以下のような点です。
●高さ制限がある
●耐震性が心配
●1階と3階で温度差がある
●メンテナンス費用がかかる
3階建てに限ったことではありませんが、住宅には高さや斜線に制限がかけられています。
たとえ自分の土地でも自由な高さに建てることはできませんので、注意しておきましょう。
また高さがあるので、地震の際には不安になります。
2階建てに比べ、揺れやすいのは否めません。
このため購入に際しては、耐震性の確認をしっかりおこなう必要があります。
また、1階と3階で温度差が生じやすく、その結果冷暖房の効率が悪くなるため、断熱性を高めたりシーリングファンを活用するなど、何らかの工夫が必要になります。
メンテナンスについても、たとえば外壁の塗り替えなどの場合、2階建てに比べ1階多い分、費用が余計にかかることになります。
まとめ
いかがだったでしょうか？
3階建ての戸建ての購入をお考えの際は、メリット・デメリットをしっかりと把握して購入することが大切です。
戸建てにもいろいろなタイプがありますので、デザインや間取りだけで決めず、ご紹介したデメリットの対策についてもしっかりチェックしておきましょう。
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