家を売りたいと考えたときに、なにをどんな流れでいつまでにおこなうのかなど、疑問点や知りたい点ががいろいろとあると思います。
そこで本記事では、不動産売却を検討している方向けに、不動産売却の流れそしてやること、主な売却活動などについてご紹介します。
不動産売却時の流れと売主がやること
ここでは、不動産売却する際の流れと、ステップごとに売主がやることを見ていきましょう。
売買相場を調査して不動産会社に相談する
売主はまず、レインズや土地総合情報システムなどで売買価格の相場を調査しましょう。
調べた相場を踏まえて、不動産会社に不動産売却の相談をおこないます。
不動産会社と媒介契約を結んで売り方の戦略を練る
売主は一般媒介契約・専任媒介契約・専属専任媒介契約の3種類から媒介契約を選びます。
それぞれの特徴などがわからない場合は、不動産会社に確認してみてください。
契約が完了したら、不動産をどのように売っていくのか担当者と相談を進めます。
販促活動と並行して内見の準備をおこなう
不動産会社が販促活動をおこなうので、売主は内見の準備をおこないます。
すべての部屋の掃除や床の傷・壁の穴などの修繕など、できるだけ家がきれいに見えるように整えましょう。
買主と売買契約を結んで物件を引渡す
買い手が決まったら、売買契約を結びます。
売主は必要書類の準備が必要です。
そのあと、物件の引渡し・決済をおこなって売却は完了します。
確定申告をおこなう
不動産の売却によって利益が出た場合は、確定申告をおこなって納税します。
不動産売却の流れ～売却活動～
不動産の売却活動には、下記のようなものが挙げられます。
●レインズ（不動産流通機構）への登録
●新聞の折込広告
●インターネット掲載
レインズは不動産会社が利用できる不動産情報システムです。
登録しておくことで、多くの方に物件情報が行きわたります。
新聞の折込広告やインターネット掲載なども売却活動の一つです。
また、売却活動は該当の住宅に住みながらおこなえます。
これらの売却活動をおこなっても売れない場合には、値下げ・価格交渉なども検討する必要が出てきます。
売れない状態で市場に出しておくと、売れ残り感が強まり、売りづらくなってしまいます。
売却活動の状況を踏まえて、値下げや価格交渉をするかどうかも検討しましょう。
不動産売却の流れ～一連にかかる期間～
不動産売却の一連にかかる期間は3～6か月が目安です。
マンションの売却や早いケースだと、2か月ほどで売却できることもあります。
一方で、下記の理由に当てはまる場合は、売却期間が長くなる可能性があります。
●不動産会社との相性が悪い
●不動産価格が相場より高い
●売り出し時期が悪い
●売り出し地域に住宅需要がない
●売り出している物件に需要がない
不動産を早く売りたい場合は、上記に該当していないかどうかをしっかり見極めましょう。
まとめ
不動産売却の流れとしては、大きく5つのステップで完結します。
また、売却にかかる期間は3～6か月が目安になりますので、早く売りたい場合は売却が長引く要因がないか確認し早めに売却活動をおこないましょう。
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