土地の相続は、相続人の数や土地の価値によって、税金や手続きが複雑になることがあります。
とくに、土地の名義変更は、必要な書類や登記費用が多く、どのように進めればいいのかわからない方もいるでしょう。
そこで今回は、土地の名義変更が必要なケースや流れ、費用について解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
京都市の売買・投資物件一覧へ進む
土地の名義変更が必要なケースについて
まず、相続が発生した場合は、相続人が土地の所有者となりますが、そのままでは登記簿上の名義は変わりません。
そのため、相続人が土地を売却する場合や、相続人間で財産分与をする場合は、登記簿上の名義を相続人に変更する必要があります。
このような場合は、相続登記という手続きをおこないます。
次に、土地の売買がおこなわれた場合は、売主から買主に土地の所有権が移転しますが、これも登記簿上の名義は自動的には変わりません。
そのため、買主は売買契約後に登記申請をおこない、登記簿上の名義を自分に変更する必要があります。
このような場合は、所有権移転登記という手続きをおこないます。
▼この記事も読まれています
私道持分なしの不動産とはなに?なぜ持分がないのか理由もまとめて解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
京都市の売買・投資物件一覧へ進む
土地の名義変更の流れについて
手続きは、必要書類の準備、登記申請書の作成、法務局への申請、登記証明書の発行という流れです。
まず、固定資産評価証明書、登記申請書や戸籍謄本、印鑑証明書などの書類を準備します。
次に、登記申請書に必要事項を記入し、添付書類とともに管轄の法務局に提出します。
オンライン申請も可能ですが、自分で登記申請をおこなう場合は、郵送か窓口でおこなうのが一般的です。
そして、書類に不備がなければ、1~2週間後に登記識別情報通知を受け取ることができ、名義変更が完了となります。
なお、登記識別情報通知は、再発行できないので無くさないように大切に保管しておくと良いです。
▼この記事も読まれています
水路に接する土地はデメリットが多い?売却方法や注意点をご紹介!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
京都市の売買・投資物件一覧へ進む
土地の名義変更にかかる費用について
まず、土地の名義変更には、登録免許税という税金がかかります。
登録免許税は、固定資産税評価額と税率で算出しますが、税率に関しては土地は名義変更の内容によって異なります。
たとえば、相続の税率は0.4%で、贈与と財産分与は2%、売買は1.5%となり、これはすべて軽減後の数字です。
そして、名義変更の際は、書類の取得費用もかかります。
自治体によって異なりますが、住民票は300円程度、固定資産評価証明書は200円~300円程度、登記簿謄本は600円程度です。
さらに、司法書士へ名義変更の手続きを依頼する場合は、6万円~10万円程度の依頼費もかかります。
▼この記事も読まれています
空き家の水道光熱費はいくら?解約するメリット・デメリットもご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
京都市の売買・投資物件一覧へ進む
まとめ
土地の名義変更が必要なケースは、相続が発生した場合、土地の売買がおこなわれた場合などです。
土地の名義変更をする際は、まず必要書類を準備して、登記申請書に必要事項を記入して添付書類とともに管轄の法務局に提出しましょう。
そして、土地の名義変更にかかる費用は、登録免許税や、書類の取得費用、司法書士への依頼費などです。
京都市・宇治市・伏見区の不動産売買のことなら株式会社ゆいホームにお任せください。
不動産に関してお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
京都市の売買・投資物件一覧へ進む
ゆいホーム メディア編集部
京都市・宇治市で一戸建てやマンションなどの不動産を探すなら、株式会社ゆいホームにおまかせください!収益・投資用物件もご紹介しております。ご希望の条件に合った物件探しのお手伝いをするため、今後も不動産に関連するコンテンツをご提供します。