床の間という名前は知っているが、実際どのようなものか分からない方もいるでしょう。
昔からの一戸建てには設けられているためご存じの方も多いと思いますが、マンションやアパートで暮らしていた方には、あまり馴染みがないのではないでしょうか。
この記事では床の間とは何かと、種類や有効活用方法について解説します。
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一戸建てにある床の間とは
一戸建てにある和室の一角に設けられるスペースで、日本の伝統的な建築様式の一つです。
広さは半畳から一畳程度で、一段高くなっているのが一般的な特徴です。
昔は一段高い場所に身分が高い方が座る習慣があったため、身分の高い方をもてなすために、一般庶民の一戸建てにもつくられるようになったと言われています。
そのうちに掛け軸や壺、お花などの美術品や装飾品を飾る目的のスペースに変化しました。
また、神聖な場所とする考え方もあるため、神事や仏事に関連するものが置かれている家もあります。
そのため、今でも人が上がったり物置としたりするのは、タブーとする考え方もあります。
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一戸建てにある床の間の種類
一般的である本床とは、床の間のなかでもっとも格式高い形式です。
畳と床の間に、床框(??とこがまち)と呼ばれる板が設置されているのが一般的です。
他にも、飾り棚や明かり窓が合わせて設置されています。
また、床框を省略して一段高い床を設けたスタイルである蹴込み床があります。
床框の蹴込板と呼ばれる板が、床の側面に嵌め込まれているのが特徴で、竹や丸太などを代用するケースも多いです。
本床や蹴込み床と同じくらいの奥行きスペースをつくりますが、段差がないのが踏込み床です。
板だけを設置するので、畳スペースと同じ高さになります。
さらに簡易的なスタイルになる置き床は、移動可能な床板や低い棚を設置して床の間の代わりにします。
横幅1mが一般的ですが、決められた広さはなく、本床などにある奥行きスペースがなくても設置可能です。
他にも簡易的なスタイルに、天井に近い壁の際に約20cmの化粧板を付けて、掛け軸などを飾れる壁床もあります。
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一戸建てにある床の間の有効活用方法
もっとも多いのは、収納スペースとして有効活用する方法です。
棚や収納ケースを設置して、普段使わない物の収納スペースとして活用してみましょう。
突っ張り棒や棚を追加し、クローゼットのようにして衣類を収納する方法もあります。
見た目が気になる場合は、扉やカーテンを付けて目隠しするのがおすすめです。
また、趣味のアイテムを展示するスペースとして活用する方法もあります。
好きなアート作品やコレクションを飾って、お気に入りの空間を作り出すのも良いでしょう。
他にも、デスクを設置し、仕事や勉強のためのスペースとして活用する方法もあります。
テレワークをしている方は、簡易的に仕事場がつくれるので便利です。
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まとめ
一戸建ての和室にあり、広さは半畳から一畳ほどで一段上がっているのが主な特徴です。
掛け軸や壺など装飾品を飾るスペースとして使われてきましたが、近年では収納スペースとして活用されるケースが多く見られます。
これから一戸建てを購入する方で、設置や活用を検討している方は参考にしてみてください。
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ゆいホーム メディア編集部
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