一戸建ての購入を考えたとき、建売住宅か注文住宅かで悩む方も多くいます。
この2つにはそれぞれ、すでに家が完成している建売住宅と、自分で家のデザインなど設計に関わる注文住宅、とのイメージがあるでしょう。
ただ、もう少し具体的に両者の違いについて知識を深めれば、自分に向いている一戸建て住宅を見つけられます。
そこで、建売住宅と注文住宅の違いと、それぞれに向いている方をご紹介します。
建売住宅と注文住宅の違い①設計
建売住宅は、土地と完成された建物がセットで販売されている住宅であり、設計は事前に決まっています。
建物の完成前に販売されるケースもあり、その場合は設備やオプションを選択できる可能性もあります。
また、広い土地に複数の区画を作り、同じような工法と仕様で建物を建築する場合が多く、数軒から100軒以上の住宅が並ぶケースなど、さまざまです。
そのため、隣の家と同じような形、デザイン、内装などが多くなり、個性をだすのは難しいでしょう。
一方の注文住宅は、設計事務所や工務店、ハウスメーカーなどに設計と工事を依頼して、何もないところから家を作っていく方法です。
予算と法令の範囲内であれば、デザイン、間取り、内装や外装、設備を自由に設計できます。
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建売住宅と注文住宅の違い②入居までの期間
建売住宅の場合、家探しを始めてから入居までの期間は、約4か月~6か月が目安です。
注文住宅の場合、土地や依頼先を選び段取りを決めて家を作り始め、入居するまでに最低でも約1年~1年半かかります。
個人差があるため、あくまで目安期間になりますが、建売住宅のほうが入居までの期間が短いです。
土地探しに数年かける方もいれば、建物の設計を決めるまでに半年以上かかるケースもあるため、こだわりが強い場合は、さらに期間が長くなるでしょう。
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建売住宅と注文住宅の違いをふまえて向いているのはどっち?
建売住宅に向いているのは、できるだけ早い入居を希望する方です。
すでに完成している、または建築プランが決まっている状態の住宅であるため、早ければ検討から1か月ほどで入居するケースもあります。
また、土地を所有しておらず購入手続きが面倒な場合は、土地と建物がセットになった建売住宅が向いています。
一方で、土地を所有している場合には注文住宅が向いています。
ある程度のデザインや間取りが決まっているほうが良い場合は建売住宅、こだわりがあり自分でデザインや間取りを決めたい場合は注文住宅がおすすめです。
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まとめ
建売住宅と注文住宅の違いと、それぞれに向いているタイプをご紹介しました。
すでに設計が決められて完成した家が建売住宅で、自分で依頼先や土地探しをして自由に設計する家が注文住宅です
入居までの期間が短いのは建売住宅、設計が自由なのは注文住宅など、違いをふまえて自分に向いているほうを選びましょう。
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